キックボクシングのサウスポースタイル

はい、私はサウスポーです。
箸と筆記以外は、すべて左です。後天的に右に矯正された感じです。
ちなみに、筆記は左でも書けますが、文字が反転します。笑
効き目も左目です。
効き目の確認の仕方ですが、目の前(30cmくらい)に、人差し指を立ててください。
片方の手で、目を隠してください。この時、隠した方の目はつぶらないでくださいね。
左右の目を互いに隠した時の、人差し指の位置と、両目で見た時の位置が、
一致した方が、あなたの効き目です。
これは、何かを狙うとき、例えばダーツを投げるとき、ビリヤードでボールを打つときなど、
標的に対して精度よく狙うには効き目側の手足が有効です。
と、話がそれましたが、サウスポースタイルについて説明していきます。




サウスポーの心得

サウスポーの心得についてですが、
①常に相手の左側に(自分からしたら、右)
相手の左側、様は、相手の左足よりさらに外側に回り込むようにしましょう。
これは、相手の右の攻撃から距離を取り当たりにくくするのと、
逆に、こちらの左の攻撃が当たりやすくするためです。
必然的に手数やガチンコの確立が増えますが、それはサウスポーの常です。
②いきなり左ストレートや左ミドル、ハイキック
普通の攻め方は、ジャブ、前蹴りで距離を測り、攻防を繰り返しながら
隙を見て、大技を繰り出すかと思います。
サウスポーは、オーソドックス相手に有利といわれています。
それは、いきなりの左の必殺の一撃が繰り出せるわけです。
オーソドックススタイルの人はサウスポーに慣れていません。
距離感やリズム、コンビネーションも経験値が少なく対処に多少の
時間を有します。しかーし、サウスポーはオーソドックスの人に、慣れていますし、
左側の攻撃が優勢に放てるので、左ストレート、左ミドルやハイキックが、
放てるし当たりやすいし、当てやすいのです。
③右の見えない右フック、右のハイキック
はい、経験から言わせてもらってます。
右フック、これはすごく当たりやすいです。
打ち方ですが、コンパクトに打つのではなく、簡単に言うと大振りです。
少し、右下の方から、相手のわき腹から浮き上がるように相手の右こめかみを
狙って打ち込みましょう。遠くからでも当たるので踏み込んで放つのも
相手の虚を着けて攻撃の糸口として活用できます。
この際、左手で自分の顎のガードをお忘れなく。
右のハイキック、当たらなくてもかなりのけん制になります。
特にパンチ主体の突進型の人に有効です。
ハイキックが打てる人打てない人では、けん制にかなりの差がありますので、
練習しておきましょう。

サウスポーの弱点

サウスポーの弱点ですが、有ります。
ずばり、サウスポーです。
一般的にオーソドックススタイルの人が大半かと思います。
ジムに一人か二人いればいいほうじゃないでしょうか。
サウスポーは人口が少ないです。そうするとオーソドックススタイル(右利き)の
人は練習回数が必然的に少なくなります。よってサウスポーとの戦う経験値が
少ないわけです。
逆にサウスポーは、オーソドックススタイルの人たちと練習を行うのがほとんどですので、
右利きには経験値が豊富になります。
裏を返すと、サウスポーの人口が少ないのでサウスポーの人がサウスポーと戦う
回数が少ない、経験値が積めないということになります。
幸い私のジムには同階級でサウスポーが私を合わせて二人います。
でも、そんなに頻繁に練習をするわけではないですし、どうしても
オーソドックススタイルの人との練習が多いのも事実です。
そこで!
その弱点を克服する方法ですが、オーソドックススタイルになってみましょう。
いや、本格的じゃなくていいのです。基本的なオーソドックスの動きで、
オーソドックススタイルの人とマスボクシングやシャドーボクシングをしてみてください。
こう攻められたらやだなとか、こういう攻め方が有効なんだなって理解できるかと
思います。それを、相手が居なくともシャドーボクシングや、ミット打ち、サンドバッグで
反復練習をしておけば、多少、気持ち的にも余裕が生まれると思います。
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