構え方とスタイル

キックボクシングの構え方、スタイルですが基本的な名称は一緒です。
右利きの人は、レギュラースタイル。左利きの人はサウスポースタイル。
構え方は、基本的には利き手に依存しますね。
もちろん、右利きだけどサウスポーの人もいます。
次にスタイルですが、
長距離のヒットアンドアウェイは、アウトボクシング、通称アウトボクサー。
相手の懐、接近戦はインファイト、通称インファイター。
アウトもインもそつなくこなすのが、ボクサーファイターです。
アウトボクシングかインファイターかボクサーファイターかは、性格や体型に依存します。
手足が長くてしなやかな人は、アウトボクシング。
パワーで押すぜ!って人はインファイト。
そつなく器用にこなす人は、ボクサーファイターですね。

構えた時の重心は?

キックボクシングは、パンチにもキックにも肘にも膝にも気をつけなければいけません。
そのため、フラットないし、多少、後ろ気味の重心となります。
それじゃ、守りの姿勢じゃないか!?と思ったあなた、ちょっと話にお付き合いください。
まず、フラットないし、後ろ気味の重心には、意味があります。
左にも右にもパンチにもキックにも八方の技をコンビネーションで繰り出すためには
体幹が重要になります。パンチからキック、前蹴りからガード、ガードから膝蹴り等々、
多彩な攻防を繰り返さないといけません。
ですから打たせずに打つ、コンビネーションをスムーズに出すために、重心は、
フラットか多少後ろ気味のほうが、良いわけです。
逆にガードするにも同じことが言えますね。多彩な攻撃に対応するためには必要です。
もちろん、左か右に重心が寄ってしまってもいけませんよ。あくまでフラット!
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パンチの種類