パンチの種類を紹介します。
ジャブ、ストレート、フック、アッパー、ジョルトの5種類の左右で、10種類です。
しかーし、コンビネーションでこの10種類が何パターンもの攻撃を生み出します。
パンチの特徴と効果
パンチの特徴と効果について説明します。
実は、蹴りよりKO率が高いです。栄えある一位は、パンチによる脳震盪。
なぜかというとグローブは拳を守るイメージがあると思いますが、あれは武器です。
アンコの部分で、顎をかすると脳みそが揺さぶられストンとリングに沈むでしょう。
もちろん、首から上にクリーンヒットするだけでもグラグラします。
怖いのが、レバー(肝臓)へのボディーブロー。食らうとブワーっと熱くなる感じで、
息が苦しくなります。
そしてハードパンチャーに打たれるととブロックの上からでもグラグラします。
そして、次にシェイプアップ、ダイエットを考えてる方向けに説明しますと、
パンチを打つことによって二の腕のシェイプアップや腰を捻るため、ウエスト周りの
シェイプアップにもなります。
あと肩こりにもききます。個人差はあると思いますが、肩の筋肉がほぐれ
血行促進にもなりますね。ストレス発散もかねて打って打って打ちまくるのもいいですね♪
二の腕、ウエストのシェイプアップ、肩こり改善、ストレス発散、
打てば打つほど効果が実感できると思います。
さて、次からパンチの種類を具体的に説明していきます。
基本的にスタンダードな構え(右利き、左手左足が前)で説明していきますね。
私はサウスポーですけど!笑
ジャブ リズムや距離を測る、返しの一撃
ジャブを制するものは世界を制するってくらいボクシングの世界では重要です。
別名は、リードとも呼ばれます。
キックボクシングではそこまでではないですが、攻撃の糸口として重要です。
ジャブの打ち方はコチラ
ジャブの種類とジャブを当てる場所
ジャブの種類ですが、はい、たくさんあります。
ジャブは、先ほどもお伝えした通り、基本のきです。
なんで、もう一歩、説明したいと思います。
ジャブを語ると大変な量になりますw
かいつまんで説明しますね。読むのが飽きたり眠くなったら途中で、
ジャブの練習をして気分転換してくださいw
ジャブの種類を使い方、打ち方、当てる場所、効果を絡めて説明します。
ジャブの種類(使い方の種類)
まずは、ジャブの使い方の種類ですが、距離や間合いを測るジャブ、次の攻撃に繋げるジャブ、
仕留めるジャブ、手数で翻弄し隙を作り出すジャブ、緩急をつけタイミングをずらすジャブ、
わざと出して相手を誘う・様子を見るジャブ、相手のパンチをジャブで迎撃するブロック型ジャブ等々、
戦略から防御~トドメまで幅の広い攻撃がジャブの使い方にあります。
ジャブの種類(打ち方の種類)
ジャブの打ち方の種類としては、緩急(速い・遅い)、強弱(強い・弱い)、
連打の3つがジャブの広い攻撃要素に繋がっています。
余談ですが、ジャブがうまい人ほど、利き手より腕ががっしりしてます。
ジャブを当てる場所
ジャブには使い方、打ち方の他の要素もあります。打ち方も重要ですがなにより
当らなくちゃ意味が無い!そんでもって、当てても効果が無いと意味が無い!
ということで、まず、効果のある当てる場所から説明します。
察しのとおり、パンチの攻撃の中で一番相手に当たりやすいのがジャブです。
相手に近く、一番スピードがあり、キレ(スナッピィ)もある。
基本的に顔を狙うものですが、ここでひとつ。
顔でも、鼻っ柱を狙うのが有効です。なぜかというと涙を誘発します。
あとは、目です。これも涙を誘発します。その涙が視界を奪います。
こんな経験無いですか?ドッジボールで遊んだ経験が大半の方は有ると思います。
顔面ど真ん中に当ったとき、痛いより先に涙が溢れてきませんでしたか?
目に当ったときなんかは、涙が止まらなかった記憶があります。苦笑
それです。
次に、あごです。軽くてもキレがあれば、視界がぐらつきます。
これは軽い脳震盪を誘発させて身体の自由を少なからず奪います。
鼻っ柱もあごも、涙や視界がぐらついた隙に、1,2発くらいは次の攻撃が当たります。
次に、腕です。んー、相手のガードの上です。
なんで腕?と思われるかもしれませんが、そもそも、パンチ(キックもそうですが)
攻撃した際に、当るのと空振り(かわされる)のでは、体力の消耗が段違いです。
空振りは、体力を消耗しますし精神的にも、当らない・見切られている・相手のがうまい
というジャブだけにダブルパンチ(w)を受けるわけです。
だったら、当てるほうがいいです。当ると距離感も掴めます。ついでに対戦相手が
どんなジャブをどこに打たれるのが苦手かもここで観察してやりましょう。
次は、みぞおちです。
ジャブなんで倒すことは、よっぽどのハードパンチャーじゃないと難しいですが、
倒すことより、あ、こいつボディー攻撃もありえるな!と相手にわからせるために打ち込みます。
そうすると相手は注意を顔面とお腹にも意識を配る必要が出てきます。
顔面と思ったらボディー、ボディーと思ったら顔面、意識を配らせるだけで
相手は体力を消耗します。自分がやられて、嫌な事をやるわけです。苦笑
逆に、ボディーを一回も打たずにフィニッシュボディーブローを打つときだけにするという
手もありますが。防がれたときのショックは大きいですが、その分、当ったときは
効果絶大です。
その他にも、距離や間合いを測るジャブ、次の攻撃に繋げるジャブ、
仕留めるジャブ、手数で翻弄し隙を作り出すジャブ、緩急をつけタイミングをずらすジャブ、
相手のパンチをジャブで迎撃するブロック型ジャブなどなど、様々な
攻撃および、防御が可能です。
ジャブの打ち方はコチラ
ストレート 最短最速の強パンチ
ストレートは、もっともシンプルで最短最速で命中率も高い相手を倒すことのできる
一撃必殺の強パンチです。ジャブ、ストレートのワンツーがとても有名ですね。
ボクササイズでも基本的な動きのひとつで、ワンツーだけでもかなりの汗をかきます。
主に、顔面に放つパンチですが、ジャブからのボディーストレートも
意表をつく攻撃で強力です。
ストレートの打ち方はコチラ
フック 一撃必殺パンチ
フックはその名の通り、パンチをフック状にして横から打ち抜くパンチです。
体重を乗せて打つパンチですので高い攻撃力を誇ります。
特に右のわき腹には肝臓があり、その部分へのボディーフックは
大変強力です。息が苦しくなります。
フックの打ち方はコチラ
アッパー 死角から意識をふっとばすパンチ
アッパーは、突き上げるパンチです。
あご先に、突き上げるように打ち込まれると脳震盪が起こり、いくら元気でも倒れちゃいます。
また、死角からのパンチのため、一発逆転の要となります。
ただし、打つ際にガードを下げなくてはいけないので、放つタイミングが重要となります。
アッパーの打ち方はコチラ
ジョルト トリッキーなソリッドパンチ
ジョルトは、フックとアッパーの中間、斜め45度下から放つ
相手の虚を付くパンチです。死角からの攻撃となるため、
相手を倒すことも出来るパンチです。
右利きの方でリード側のジョルトは特にサウスポーに有効となります。
(逆に言えばサウスポーの方も有利)
打ち方体重の乗せ方は、フックとほぼ同じです。
できれば間合いの外から飛び込むように打つのが効果があります。
ただ、勇気とタイミングが大切なのでしっかり練習してからにしましょう。
その際、ガードはしっかりと。
肘
接近戦や接近戦からの離れ際で最強の攻撃力を誇るのが肘です。
打撃としても有効ですが、まぶたの皮膚を切るように放ち、
切り傷でTKOを狙うということもあります。
肘の使い方がうまい人は、接近戦でとても有利に戦況を運べます。
首相撲で組んでいるときは特に、肘の出番です。
脱出するにも、とどめを刺すにも最短で最小の動きで絶大な威力の
攻撃を行えます。
肘の打ち方はコチラ
ボディーへのパンチの打ち方
ボディーへのパンチの打ち方ですが、よく腰を落とせと良くといわれます。
間違われやすいのは、腰を曲げて体勢を低くして打つのは不正解です。
膝を曲げて、姿勢を落とすのが正解です。椅子に腰掛けるイメージですね。
足への負荷が掛かりますがコンビネーションを増やしたり、
もっとも動きが少ないお腹周りへの攻撃手段として覚えるのは必須です。
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